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【コイル】インダクター総合スレ【2ターン目】

53 :通りすがり:2006/08/10(木) 20:37:16 ID:oo6JvR/b
>>49 2次を開放したトランスはインダクターと同じだ。だから
トランスに突入電流があるなら、インダクターにもある。

トランスの1次側は、入力電圧の最大値を考慮して、たとえば
100V用ならその波形のピークの 141Vの時も、鉄心の磁束はその
限度値を超えないように、つまり飽和しないように設計してある。
万一飽和してしまうと、鉄心は空心となり、インダクタンスの
支えを失って大電流が流れる。

100V用トランスは、±141Vまでは持ちこたえるが、これを超える
とむしろ飽和するように、ぎりぎりに留めるのが上手な設計
といえる。小型にしたいし、鉄心の体積をふやすと、それ自身、
損失の原因になるからだ(ヒステリシス損)。

100V用トランスは、このように動いている。もしトランスに
電源をつないだとき、波形の瞬時値がゼロボルトなら、何も
問題ない。

ところがもし-141Vだと、トランスの一時側は -141V〜+141V
まで、282Vぶんの電圧上昇を経験する。最初鉄心に磁束は
ないので、282Vはすべて正の方向の磁束を発生させてもち
こたえねばならず、鉄心の飽和特性がぎりぎりの設計だと
途中で飽和し、それから先はインダクタンスを失い、大電流
が流れる。これが突入電流だ。

数サイクルのうちにトランスの動作点は交流電圧の中央に
おちつき、上記はおさまる。しかし下手をするとその間に、
フューズを吹き飛ばすようなことになる。

この突入電流は、高効率の高級トランスほど顕著な傾向が
あるのでやっかいだ。

インダクターに突入電流が言われないのは、あまり商用
電源にクロスに接続することがないのと、その素子特性上、
飽和がマイルドなものが好まれるので目立たないためだ。
突入電流に相当する飽和特性の肩を積極的に利用する
素子として、磁気増幅器やスパークキラーなどの特殊
インダクターもある。

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